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歯髄(歯の神経)温存・暫間的間接覆髄法(IPC)・Doc’s Best Cement

症例 8 - vol.55 -

39歳 女性



ニューヨーク在住の患者さんです。
ニューヨークではとても治療費が高いため、一時帰国した際にむし歯を治したいと希望され来院されました。





症状はないようですが、神経に到達する位深いところまでむし歯が確認できます。
できるなら神経を保存したいと希望されたため、IPC法で保存を試みます。






一部のエナメル質を削合すると、中でむし歯が広がっています。
昔から歯科治療にとても恐怖心があり、すごい緊張と長い時間口を開けていられないため、患者さんの希望で簡易防湿にて行いました。
 









象牙質に進行したむし歯を神経にダメージを与えないように慎重に除去します。







準備が整いました。








水酸化カルシウム製剤(カルビタール)を貼薬し、さらに裏層します。







長期経過観察するためレジン充填しました。







IPC直後
このまま次回の帰国まで様子を見ます。