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マイクロスコープ/マイクロスコープとは

精密診療を可能にするミクロの目
ミクロン単位の解析で原因を追究する

ミクロン単位の解析で原因を追究する

マイクロスコープとは、拡大して観察 ・ 診療が出来る実体顕微鏡のことです。

マイクロスコープ

マイクロスコープ(MANI)

歯科医療では、治療対象が大変小さく、ミクロン単位の精度が求められる細かな工程が多々あります。
以前は「経験」「感覚」「勘」に頼る部分が多くありましたが、マイクロスコープの導入により、肉眼レベルとは違い、より質の高い処置が正確に行なえるようになりました。

見たい部位を強拡大することにより、鮮明に観察できるため、治療はもちろんですが原因追究にも役立ちます。また、普段よりマイクロスコープを使用していると、繊細な観察力が自然に身に付き、肉眼で見た場合でも細かい部分まで自然に見えるようにもなります。

歯ブラシのヘッド部分

歯ブラシのヘッド部分

マイクロスコープによる拡大写真

マイクロスコープによる拡大写真

実際にマイクロスコープでは、どのくらい拡大できるのか身近にある歯ブラシで見てみましょう。

  • 拡大した写真(右)は歯ブラシの毛先です。
  • ナイロン毛 1本1本がはっきり見えると思います。

歯ブラシのヘッド部分

マイクロスコープ(Carl Zeiss)

歯を倍率別に見た場合どのように見えるか比較してみましょう。

通常

通常

8.2倍

8.2倍


13.6倍

13.6倍

21.3倍

21.3倍

歯と歯肉の境界・歯のマイクロクラックの見え方が倍率により異なることがお分かり頂けると思います。
拡大することで詳細まで確認できます。

根管拡大

根管拡大

根管も拡大するとこのように見えます。(リーマーの破折片2本)

破折線

破折線

破折線もこのように確認できます。