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歯の挺出(Extrusion)

症例 5 - vol.68 -

64歳 女性  (矯正的挺出)




「セラミックで被せた歯が根元で折れため掛かりつけ医に相談すると、むし歯が歯肉の下まで進行しているため、抜歯以外治療法がないと言われました。できるなら抜歯したくないため、知人に相談したら先生を紹介されました。」と相談で来院されました。




遠心部に縁下カリエスが認められましたが、Extrusionを行い健康な歯質を活用すればまだまだ十分使えます。








Extrusionを行い2mm程挺出させました。
これで遠心部の縁下カリエスは縁上になり、良い環境で補綴物に移行できます。







ファイバーコア 補綴物を装着しました。
若干根の長さは短くなりましたが、抜歯は避けられました。